2024年7月4日から9日にかけて英国を訪問。
その報告は今回で最終回にしようと思います。
前回まで、テーマ別に書き留めてきました。
最後は、頭に浮かんだことを即興で。
「いやー、本当に凄かった」
という感情に満ち溢れています。
「って何が?」
なんやかんや言っても世界を制覇した英国。
負の遺産も多くあるとは思います。
それでも…
世界にこれだけの影響を及ぼす国はないでしょう。
英語圏の国々も数多くある。
そして…
明治維新以降の近代化には欠かせない存在だった。
建物、列車、船舶などの建造。
電話、郵便、新聞などの情報通信。
工業の発展や学生発布にも多大な影響を受けています。
よくよく考えてみれば…
長州や薩摩は英国艦隊と交戦した歴史もある。
英国へ渡航した薩摩藩士も多い。
世紀を跨いで戦争をしていた仏国との覇権争いの渦中にもなった。
ボクの渡英前には天皇皇后両陛下も訪れていた。
明治以降は皇室と王室の関係も深いんですよね。
自動車大国でもあり、車は日本同様に左車線を走行します。
ロンドンの街は東京のよう。
商業施設の中心地は銀座と似ていたし…
地下鉄やバスが整備されて便利だったし…
ちょっと違うのは自転車が走りやすそうだったこと。
みんなヘルメットを被って車道をバンバン走っていく。
ごちゃごちゃしていますが暮らしやすそうです。
のどかな風景が続く郊外は田園地帯が広がっています。
各地域の街には伝統的な暮らしが垣間見える。
もちろん、物価高騰、失業者、移民問題など課題がないわけではありません。
在英中に労働党が勝利したのも危機感の現れ。
残業などは極めて少ない文化といのも驚き。
学校もゆったりとした通学時間となっている。
お店が閉まるのも早い。
なんだか時間がゆっくりと流れていて家族の時間が優先される。
そして…
ジムも多く、どこへ行ってもジョギングをする人がいる。
ビーガンの人も多く割と専門店もある。
「生きる」
ボクら人間の最も大切なテーマですが…
その大きな命題について、まるで捉え方が違うのかもしれません。
さて…
これからどうやって生きていこうか。
あれこれと考えさせられる異空間でした。
英国で出会った全ての皆様に感謝。
Thank you so much.