電車とバスで通勤する合間に読んでいます。
里山のくらしについては、親戚のいる北海道、新潟、福島の生活からもある程度理解できます。
確かに私たちは、お金を使いエネルギーを買って暮らしています。
一方で山は荒れ、資源として木材は有効利用されていない現状があります。
最近では猿や鹿など野生動物の生息範囲も広がっていて困った問題にもなっています。
残念ながら、この本に書かれているような暮らしをみんなが実現できるわけではありません。
でも、ちょっと日々の暮らしを見つめ直すには良書です。
どう考えたって満員電車に揺られ、店で加工食品ばかりを購入して食べている現代人の姿はおかしい。
食生活の改善も含め、私たちは身体的にも精神的にも健康でなければなりません。
この本を読んでみて、自分の生活をふりかえってみるのもいいのではないでしょうか。
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