教室にサークルベンチがあります。
オランダで視察したイエナプラン校で心地よい空間が原点です。
教師生活を振り返ってみると、フィールドづくりばかりしてきた気もします。
板書がどうとか、教材研究がどうかというようりも環境づくりに重点を置いてきました。
サークルベンチを教室に入れよう!
そう決断したら、師匠である山ちゃんに相談していました。
そこからトントン拍子に話は進みます。
高校のバレー部の先輩が営む材木店から材料を調達してベンチが完成しました。
サークルベンチは広場なんだよ。
とオランダへ一緒に行ったゴリこと東京学芸大学の岩瀬直樹准教授は言います。
そうなんです。
これがあるだけで、不思議な空間になるのです。
座って談笑したり、合わせて寝転がったり、テーブル代わりにしたり…
子どもたちにとっての自由空間なのです。
集まる場所がある。
近所の公園や原っぱと同じです。
そこに集まれば何か楽しいことが生まれる。
素敵な空間です。
ちょっとしたコラボで生まれたサークルベンチ、ジワリジワリと広がっています。
夏休みにはちょっとしたワークショップを開催する予定です。
子どもたちの笑顔を生む環境づくり…
スポーツと教育の現場で追求し続けていこうと誓う日曜日の朝です。