なんだか寒い一日となった丹沢・大山の麓。
2月になって各地の小学校へ訪問する準備を始めました。
いただいているテーマに沿って資料を用意しています。
「桑原先生の強みは公立での長い実践期間があることです」
たしかにあれこれとチャレンジをさせてもらった歴史があります。
当時の子どもたち、保護者、同僚であった教職員、皆さんのおかげです。
できる限り担任として悩んでいたことから生み出された実践を紹介したい。
もうどうしようもなくて、行き詰まった結果として生み出されたもの。
数々の失敗と挑戦をもとに現場の先生たちと考える研修を心がけています。
「どうして学ぶの?」
そんなことが書かれているホワイトボードの画像を見つけました。
2017年の9月、伊勢原市立成瀬小学校6年生の教室です。
きっと子どもたちとあれこれと確認していたのだと思います。
サークルベンチで子どもたちと話をしながら何となくまとめていたんですね。
こういったことをよくホワイトボードに書いていましたね。
「どうして学ぶの?」
○一人ひとりが幸せになる
○自分らしく人生を歩む
○よりよい世界をつくる
なんて書いてある。
たしかにそうかもしれない。
でも、きっと他にもあるはずです。
当時、子どもたちと話をしていたこと。
「正解ってなんだろうね?」
「その時にさ、なんとなく納得したのが正解?」
そんなことを話していたっけね。
と考えると世の中にあるものに正解なんてないのかもしれないよなあ。
当時の子どもたちは高校3年生ですが、今はどう答えるのだろうか。
「どうして学ぶの?」
きっと正解はないんです。
でもね、この3つも納得感はある気がする。
皆さんは、どう思いますか?
2月の研修フィールドで問いかけたいと思います。
きっと一人ひとり答えが違うんでしょうね。
さて、明日は節分。
邪気を払って立春を迎えましょう。
今週もお疲れさまでした。