「先生!できたよー」
人生初の逆上がりに成功した子が満面の笑みで駆け寄ってきます。
「勝ったぜ!」
喜びを爆発させて全力でベンチへ走ってくる子どもたちもいます。
そんな彼らには共通点があります。
自分たちの力なんて信じていなかった子どもたち
鉄棒の前に立った瞬間に…
「こんなのムリ!」
「だって今まで、できたことなんてないんだよ。」
なんて呟きます。
サッカーの現場でも…
「勝ってこないさ。俺たちにはムリ!」
相手チームを見た瞬間に敗戦ムードが漂います。
でもね…
教師でありサッカーコーチでもあるボクは子どもたちの力を信じたい。
「君ならできる!」
「お前たちなら勝てる!」
ボクがあきらめたらどうなるか。
鉄棒にぶら下がる子どもたちを観察すらしなくなります。
ノープランでキックオフして試合終了を待つだけ…
大人があきらめたら終わってしまう。
どんなに励ましの言葉をかけようとも…
大人があきらめていることを子どもたちは鋭く察知します。
子どもたち自身にネガティブなフィルターがかかってしまったらアウト。
そう!ボク自身があきらめていたら良い結果なんて生まれるわけがない。
だから、ボクはできるようになる、勝てる方法を必死に探し続けます。
よく考えてみると大人の世界も同じ。
「あの人じゃ結果は出せないよね。」
なんて決めつけてしまう瞬間、あきらめて見なくなってしまう。
「本当にそうかな?」
大人があきらめる姿を見せていたらダメなんです。
白紙に戻して視点を変えてみたら違うものが見える
「あ…こんな良いところがあるじゃん!」
そんなポジティブなフィードバックは人を進化させます。
「絶対にできる!勝てる!」
そんな気持ちを本気になって伝え続けることから努力は生まれます。
みんな目の色を変えて頑張るようになるのです。
くじけそうになっても…
「大丈夫!」
と声をかけ続けることです。
現実と理想のギャップを一緒に埋めていく
あきらめたら終わりなんです。
人が成長し進化する力を信じたい…
未だ見ぬ大きなパワーが眠っているはずです。
そんな潜在能力が発揮される日を信じてふりかえります。
何ができたのか?
どうやってできたのか?
できないことには、どうやって挑んでいくか?
できたときに起こる変化は何か?
いろんなことを問いかけながら一緒に歩むのです。
信じることから全ては始まる。
しかも…
本気で信じるからできるようになるんだ!
Enjoy your life!