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子どもたちが成長する「好きになる瞬間」とは?

子どもの可能性は無限大!

子どもの可能性は無限大!

「これ何だろう?」

小さな子どもたちは何にでも興味を持って近寄っていきます。

紙と鉛筆があれば勝手に線を引き始める。

ボールがあれば勝手に投げたり蹴ってみたり…

そんな純粋な子どもたちも、どういうわけかネガティブ思考になっていく。

「どうせボクにはムリ!」

大きくなるにつれて苦手意識が芽生えてくるものです。

スポーツや教育の現場、3人のサッカーボーイズを育てる中で見えたこと…

子どもたちが「好きになる瞬間」とは?

 

それは偶然のできごとから始まる

子どもたちが「好きになる瞬間」

それは、偶然のできごとから始まります。

鉛筆で線を描いていたら、上手に絵が描けた。

ボールを思いっきり蹴ったら凄いゴールになった。

どうしてそうなったのかなんて分からないけど…

完全にまぐれなんだけど…

カラダの中にビビッと電流が流れるような凄いことが起きた瞬間です。

「ボクって凄いかも?」

突然、スーパーヒーローになった気分になります。

 

偶然のできごとを再現したくて練習するようになる

「あの感動的な瞬間を再現したい!」

そう思ってチャレンジするけれどできない…

「あれ?どうやったんだっけ?」

「こうすればいいのかな?」

「よし!やってみよう!」

「あれ?やっぱり違うな?こうかな?」

なんて試行錯誤しながらチャレンジを続けていく。

もがきながらも、頭の中のイメージを必死に再現しようとするのです。

 

再現性が高まると楽しみは倍増して好きになる

何度も繰り返して挑戦しているうちに再現性が高まってきます。

上手に絵が描けるようになる。

凄いシュートが打てるになる。

既に絵を描くこともシュートを打つことも大好きになっている。

さらに精度を上げて、高みを目指して練習に励むことが可能になります。

鉛筆だけじゃなくて、筆で描いてみようかな…

ただのシュートだけじゃなくて、ボールを曲げてみようかな…

なんて探究心も芽生えてきます。

 

「好きになる瞬間」を見つけるために大切なこと

最初は確かに偶然の出来事、まぐれ当たりかもしれません。

だからといって、

「たまたまだよ。君にはそんな才能はない。」

なんて言葉を大人が発したらどうでしょう?

「ちがうよ!ボクにはできるんだ!」

という子どもの純粋な気持ちにフタをしてしまう可能性があります。

せっかくの能力も開眼しないまま人生を終えるとしたらもったいない。

一瞬で子どもの人生を変えてしまう可能性すらあるのです。

だから…

「ボク、すごいかも?」

という子どもの気持ちを大切にして、

「すごいじゃん!」

そっと背中を押してあげるのです。

モチベーションが上がっている子どもを純粋に応援しましょう。

「もう1回やるぞ!」

ってチャレンジしているうちに、いつの間にか努力すること自体が楽しくなる。

そんな体験を繰り返すうちに「自立型高性能エンジン」が搭載されます。

こうしてチャレンジ精神旺盛な人へと進化していくのです。

 

大人も一緒に「好きになる瞬間」を楽しんでみよう

自然の中で素敵な風景写真が撮れた。

キッチンで美味しい料理ができた。

ゴルフ場で凄い飛距離でボールを打つことができた。

「俺ってすごいかも?」

なんて思ったらチャンスです。

またやってみたくなって再現性を高めようと努力します。

大人が楽しめたら、子どもだって楽しめます。

あれこれと説明するよりも、大人が楽しんでいることを見せるのがいい。

「また失敗しているじゃん!」

なんてところを見せられたら子どもたちも安心して失敗できる。

そんなことをしながら成功体験を得ることで進化していくのだと信じています。

ゼロがイチになる瞬間…

嫌いから好きになる瞬間…

逃さずに!

Good Luck.

桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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教育
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