朝から蒸し暑い丹沢・大山の麓。
夜明けと共にヒグラシが鳴き始めるので目覚ましは不要です(笑)
ほぼ毎日のように朝の散歩をしています。
「なんで散歩するんですか?」
って聞かれることがよくあります。
「一日を自然体で過ごしたいからかなあ」
そんなふうに答えています。
何かしら目的があるわけではありません。
いつもの道をいつものうように歩く。
ただそれだけですが、毎朝、いろんな発見があるものです。
「あれ?あんなのあったっけ?」
という新発見もあれば季節の移ろいを感じさせるものもある。
特に森の様子は毎日のように変化します。
見た目も違うし匂いも違う。
今は甘い香りがして虫たちも元気です。
真冬の乾いた感じとは全く違う。
歩くときには何も考えません。
ただただ歩く…
「お!あれはなんだ?」
目に留まったものに近づいて観察したりパシャリとやったり…
とにかくリラックスして見えたモノにフォーカスする。
「それってなんの役に立つの?」
そんな質問をいただきます。
「固定観念を捨てて物事を見ることができるようになります」
なんていうふうにお話します。
スポーツや教育の現場では…
「この子はこんな子だから、きっとこうするよね?」
というようなことがよくありますが、そこからも脱却できると思っています。
ただただ目の前の子どもたちの姿を見つめる。
そんなことに役立っているのかなって思います。