美味しい実を得るために大切なこと。

教育

また酷暑となった月曜日。

丹沢・大山の麓では昼過ぎから熱風が吹きエアコン必須の状況に。

北海道や東北では、また大雨の予報があり心配になります。

さて、今日の画像は群馬で見たクルミの殻。

穴が空いているのは野ねずみが食べたからなのだそうです。

大きくなったクルミの木には実がたくさんついています。

収穫する人も少なくなったので、野ねずみたちには好都合なのかもしれません。

まさに食べ放題という状況になってます。

観察していて気づいたことがありました。

どれも同じ方向でくり抜かれているのです。

ちゃんと割れやすいところからかじっていることが分かります。

どこからかじればいいのかを本能的に知っているのでしょうか。

例えば、親子の野ねずみがいたとして…

「あのね、ここをこうしてかじるといいんだよ」

とか親が子に教える機会があるのでしょうか。

それとも本能的に食べられるようになるのでしょうか。

よくは分かりませんが…

「あれ?こっちだと硬くてだめだな?あれあれ?」

なんてクルクルとかじるところを変えてみる。

「あ!ここからなら大丈夫!」

というふうに覚えるのかもしれませんね。

「クルミって食べられるらしいよ!」

「え?どれどれ?ん?これ?」

「でも、これってどうやって食べるの?」

なんて殻を目の前に固まってしまうかも。

いちばん美味しいところを得るには、割れるところを知らないといけません。

知らなければ食べることができないので生きていくことができませんし…

「ここからスタートするとゴールにたどり着けるよ」

というように、どこから始めればいいのかを丁寧に学ぶ場が必要です。

かといって簡単に答えを教えてはつまらないんですけどね。

しっかりと入り口を用意することも大切だなあ。

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