子育てと豊かさについて考える一日でした。
本当はいらないかもしれない住宅を購入し、自動車も2台所有、ローンに追われながら会社勤め。
仕事のイライラを抱えながら帰宅すると、コンビニで買った弁当を夕食として与えて簡単な食事で済ませる親たち…
帰宅を待っている子どもたちはテレビを観ているか、頭がおかしくなるようなゲーム機で遊び、ほとんど外遊びなどはしない。おまけにコミュニケーションは、携帯やスマホ。
休日になれば、お金を使いまくるレジャーへ出かけて必死に子どもたちを楽しませようと努力する。
テレビでは物欲を煽るような宣伝ばかり…
私たちは、本当に必要なところに時間やお金を使っているのでしょうか。
高収入でも高支出になっては意味がありません。
家族で一緒に食事もできない生活は正常ではありません。
特に幼少期ほど、家族で過ごす時間は大切です。
そして、父親が子育てに当たり前のように子育てに参加する。
朝は、みんなで食事をする。
または、週の平日のうち、いずれの日かはみんなで食事をすると決めてみる。
土日は、必ず家族で食事を作ってみるなど工夫をしたいものです。
映画、「三丁目の夕日」や「フーテンの寅さん」に見られるような家族団欒はどこへやら。
日本は、アメリカ型の経済優先で完全におかしくなっている。
しっかりとした食事への関心は薄れ、カリフォルニアで見たいい加減な食事をするアメリカ人のようになってきているのではないかと本気で心配になります。
また、パッチワークのような教育施策を繰り返し、きちんと市民を創り上げることができないでいる教育現場の状況も深刻と言わざるを得ません。
子育てをしてきた経験からいえば、金銭的な余裕や物質的な余裕ではなく、心の余裕がイチバン大切です。
どうか、早く帰って、子どもたちと一緒に過ごしてください。そして、一緒に遊んだりお風呂に入ったり、食事を楽しんでほしいと思います。
多少、収入が減っても家族でいられることの方が大切ではありませんか?