子どもたちには未来があります。
未来のために学んでいるのです。
国語では、私たちの町を紹介するパンフレットを作るための手法を学びました。
総合的な学習の時間では、私たちの町にある観光スポット大山について調べています。
道徳では、私たちの町の良さを捉えつつ、進む道路建設と自然破壊について学んでいます。
いろいろな学びをクロスさせて、教科横断的に「大山の観光パンフレット」を作っています。
毎日、眺めている大山…
「山頂に雲がかかれば雨」
なんてことは、子どもたちは良く知っています。
それでも、どうして観光客がやってくるのかは知りません。
何があって、何を求めて人々がやってくるのか。
タブレットやPC、観光協会のパンフレットなどの情報をもとに大山について知る。
歴史的なことを含めて、過去の情報を紡いでいく作業です。
どんな人たちに向けて、どういう内容を載せればいいのか。
そして…
「大山にやってくるだけでなく、住民になってもらうには?」
なんてことを考えています。
ただ単に、知識を得ることだけが学びではありません。
知識を得たら、テストして評価されるだけでは勿体ないです。
学んだことが、未来へ生かされることが大切だと思っています。
「10年後、どうなっていてほしい?」
「みんなが、ここで子育てするとしたら、どういう町であってほしい?」
「観光産業は伸びるって言われている。理由はこれこれで…じゃあ、どうする?」
なんてことを伝えながら、みんなの学びは続いています。
学校で教えることも必要だけれども、
教えるのは過去のことなんだ。
ほんとに必要なのは、未来なんだな。
ー 本田宗一郎(実業家)
過去の栄光を守るために教育があるのではない。
過去の財産を生かして、新たな未来を創造するために教育はある。
全ては子どもたちのために。
Good Luck.
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