第39回日産カップ争奪神奈川県少年サッカー選手権大会のベスト8が揃って準々決勝と準決勝が行われました。
会場はマリノスタウン、ここで試合ができる子どもたちは幸せですね。
神奈川には、東から川崎フロンターレ、横浜Fマリノス、横浜FC、湘南ベルマーレと4つのJリーグクラブがあり、400を越えるU-12年代のクラブからこれらの下部組織へ進む子どもたちがいます。
これらクラブはある意味で子どもたちにとっても目標としているクラブでもあるわけで、親としても期待が大きいのです。
Jリーグ公式サイト:百年構想の中には、こんな一節があります。
「地域社会と一体となったクラブづくり(社会貢献活動を含む)を行い、サッカーをはじめとするスポーツの普及および振興に努めなければならない」(Jリーグ規約第21条)
ホームタウン活動にも、いろいろなクラブが取り組んでいます。
しかしながら、ホームタウンで暮らす人たちには今ひとつ浸透していないのが現実だと思います。
活動そのものを知らない人たちも大勢いるような気がしてなりません。
Jリーグには、Jリーグアカデミーがあり指導者研修なども充実しているはずです。
JFAがすすめているリスペクトプロジェクトもあるようにコーチングスタッフのクオリティも含めてしっかりと模範となって欲しいと思います。
選手たちには、特に神奈川の少年サッカーを楽しむ子どもたちの良きお手本です。
でも、そうじゃないんじゃないかな?という立ち振る舞いをしてしまう選手も見られます。子どもですから、Jリーグの下部組織にいるだけで有頂天になるのはわかります。
選ばれし者には社会的な責任もあるのです。プレーだけでなく、オフ・ザ・ピッチでも模範となる選手でいてほしいものです。
また指導者の方たちにも、しっかりとオープンマインドで各地域のクラブと連携を心がけてほしいと思います。
この部分は、いちばん難しいのかもしれませんが…
サッカー指導者と教育の関係については、また書きたいと思います。