✨️Challenge Respect Smile✨️

教え子たちの中学校卒業式

みんなで笑顔になろう!

2018中学校卒業式

現任校にやって来たのは震災直後の2011年4月のこと。

3年生、4年生と担任をさせてもらった子どもたちが訪ねてきてくれました。

「おー!おめでとう!」

放課後、わざわざ報告に来てくれた当時の子どもたちは晴れ晴れとした表情。

懐かしい話や中学校での生活、進路のことを話しながら当時のことを回想します。

当時からやっていたのは「自主学習」と「アイランド型(4人1組)の座席」

そして、「裸足アクティビティ」

子どもたちにとっては今までとは違う世界の連続で驚きも多かったようです。

「大丈夫?この先生?」

と保護者の皆さんをハラハラさせていたのも思い出します。

「宿題、出してください!」

「どうして机は前を向いていないんですか?」

「やたらと裸足で歩くので困るんですけど…」

なんて具合に(笑)

だから随分と「なぜやるのか?」を丁寧に説明し続けました。

でも、いちばん納得してもらえるのは「子どもたちの姿が変わる」ことでした。

「先生、これやっていいですか?」

なんて聞いてくる子どもたちもいなくなり、何でもどんどん進めていく。

授業中もいろんなアイデアがあふれてくるのでボクは楽しめました。

写真は理科の時間の光景…

太陽の動きを観察しながら、女の子たちが遊び始めてみんなで影絵タイム。

これが面白すぎて思わずパシャリ…

とにかくなんでもグイグイとやる子どもたちでした。

自由奔放すぎて裸足で学校中を飛び回るようになり職員会議でお叱りを受けることも。

「たしかに危険なこともあるけれど、まあいいじゃないですか!」

「まあそうだけどねぇ。ケガしなければいいかな。」

「外から入ってくるときは雑巾で足を拭かせてね。」

なんて笑って話すほど子どもたちは自由に動き回っていたのでした。

ホントに野性的で「裸足軍団」と呼ばれた彼らは校内でも注目の的でした(笑)

そんな彼らと過ごしているうちにサークルベンチも導入して現在に至ります。

あれから7年…

学校の周辺の風景も変わってしまいました。

一緒に遊んだ田んぼはありません。

宅地が造成されて家が建っていくし新東名高速道路も完成間近。

「どんどん時代は動いちゃうんだな。」

さてと…

次は小学校の卒業式が待っている。

残りは7日です。

丁寧にお別れの日を迎えようと思います。

桑原 昌之

スポーツと教育の現場で子どもたちの成長を見守り続けて来た教育研究家です。教職員・保護者・スポーツ指導者向けの研修、ワークショップもしています。2023年9月より秦野市議会議員としても笑顔で活動中。
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