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「遊べ」じゃなくて「遊べる環境」を!

「遊べ」じゃなくて「遊べる環境」を

「遊べ」じゃなくて「遊べる環境」を

オランダで発見した小さなサッカーゴール。

子どもたちが遊ぶには十分であろうと思われる広場に設置されていました。

日本では見ることのない光景です。

学校の校庭だって常設されているところは珍しくなりました。

「外遊び」が減ってしまった子どもたち

平日だと放課後は40分程度しか遊んでいないという報告もあります。

小学校も6時間が増えて遊ぶ時間も短いけれど場所が確保できないのも問題です。

「ちょっと遊びに行こうかな?」

って思っても近くに広場や公園はありません。

あったとしても「ボール禁止」なんて書いてある公園も増えている。

住宅街に見られる公園では、禁止事項がずらずらと並ぶところもある。

「近所の人たちに迷惑がかからないように静かに遊びましょう。」

なんてことも書いてあるので思い切って遊べるはずがありません。

仕方なくベンチでゲーム機をいじっていると…

「子どもは元気に遊び回らないとだめでしょ!」

なって注意される始末(汗)

じゃあ、学校の校庭はどうかっていうと…

「放課後は遊んではいけません。」

なんていう学校も少なくないようです。

それでも、先生たちは言うのです。

「元気に外で遊びましょう!」って…

外遊びのメリットは?

ところで「外遊び」のメリットって何でしょうか。

子どもに“外遊び”をすすめる4つの理由(NHK)の記事を引用します。

1 チャレンジ精神を育む
子どもは他の子どもを見て、「かっこいいな」「面白そうだな」「自分もやりたいな」と感じ、意欲を掻き立てられるもの。鉄棒が苦手なわが子が、少し上のお兄ちゃん、お姉ちゃんが逆上がりする姿を見て、鉄棒に挑戦し始めたなんてことありませんか?様々な年代の子どもが集まる公園は、「子どもは子どもを見て育つ」を実感できる場所。公園遊びを通して、子どものチャレンジ精神を育むことができます。

2 発想力がつく
子どもは新しい遊びを創りだす天才。外遊びには、発想力を高めてくれる材料がたくさんあります。落ちている木の枝や葉っぱ、木の実、石ころなどを使って、地面に絵を書いたり、お店やさんごっこをしたり。地面に面白い形の石が埋まっていれば、一生懸命掘り起こして“恐竜の発掘”に見立てた「ごっこ遊び」に興じたりと、色々考えながら遊びを編み出します。外遊びは、室内より危険は伴いますが、ダイナミックな事にもチャレンジができ、自然と思考力が身につきます。木があれば登りたい!じゃあ、どうしたら上まで登れるのか?など、自分で考える力も「外遊び」を通して高まっていきます。

3 生活リズムが整い、夜の眠りがスムーズに
子どもは、「心」と「頭」と「体」、この3つを同時に動かしています。やりたいという気持ちが湧き、どうやったらできるかを頭で考えて、体を動かす、それが一番顕著に見られるのが、「外遊び」です。
今の子どもは、頭を使う時間が多く、体を使うことが少なくなってきました。それでは、頭は疲れているけれど、体が疲れていないので、夜遅くまで起きていたり、朝、スッキリと起きられなかったりするのです。外遊びで、心、頭、体をたっぷり使うと、自然に眠気が訪れ、ぐっすり寝て、スッキリ起きられるという生活リズムが整います。

4 五感の刺激で感性が豊かに
空や雲、季節に咲く花々。風の音や鳥の鳴き声、川の水が流れる音。朝のすがすがしい空気の香りや、落ち着く木の香り。柔らかい花や葉っぱ。大人にとってはなんでもない外の景色も、子どもにとっては刺激だらけ。外に出るだけでも、子どもの五感が刺激され、感性を豊かにします。また、外で体をたくさん動かすことで体力づくりにもつながり、運動能力も養います。

エラー - NHK

「勉強」以前に「遊ぶ」ことが大切

カラダが整っていないのに「気合いだ!」「根性だ!」って勉強させても無理があります。

車だってボディ剛性がしっかりしていないままスピードを上げたら壊れます。

カラダが元気じゃなければ、とてもじゃありませんがついていけません。

だからこそ、とことん遊んでほしいと思います。

好奇心旺盛で粘り強く学べる子どもたちは、外で元気に遊んでいます。

遊んでいるうちに文武両道の素地みたいものが出来上がるのだと思います。

「遊びましょう!」

と言われているから遊びにいくのではありません。

「よく遊ぶと勉強ができるようになるから外へ行こう!」

と思って遊びにいくのでもありません。

なんとなく遊んでいたら楽しくて仕方ない。

その結果として自然に「良き学び手」に育っていけばいいのです。

そして、子どもたちには「遊べ」じゃなくて「遊べる環境」を用意しましょう。

新しい場所は難しいかもしれません。

それでも探せば「遊び場」はある。

「遊んでおいで!」じゃなくて「遊びたくなる場所」へ連れて行く。

意図して連れて行かなければいけないのは大変かもしれません。

でも、ちょっとした工夫をしながら連れ出しましょう。

そして、一緒に楽しんでください。

Enjoy!