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久しぶりの定点観測とアスリートのメンタリティ

春の大日向小学校にて

春の大日向小学校にて

「春のがっこう2019」の一日でした。

参加者が来校する前に校庭を歩いてみました。

東南の角へと歩を進めてクルリと振り返ります。

「あれ?この場所にしばらく来ていなかったなあ。」

と思わずシャッターを切りました。

この場所は、ボクにとっては大日向小学校の定点観測地でもあります。

学校開校までの準備中には頻繁に来ていたんですけどね。

来ていなかった原因は心に余裕がなかったからでしょうか。

たしかに目の前で起きる様々な出来事への対応や事務処理に追われる日々…

サッカーやバレーボールでいえばボールばっかり見ていて周りが見えていてない。

顔を上げて首を振り続けて周りを見る余裕とか…

一旦ボールから目を切って相手コートの陣形を見る余裕とか…

そんな感じのことができていないよな。

ボールに触れることばかりに一所懸命になってしまっている。

ボールが来る前にできることが実はたくさんある。

もともとゲーム分析や環境分析は得意分野なのに、ちょっとできていない。

もっと一人ひとりにフォーカスすること。

「どんな人も、世界にたった一人しかいない人です。つまり、どの子どももどの大人も一人一人がほかの人や物によっては取り換えることのできない、かけがいのない価値を持っています。」イエナプラン20の原則 1

原点である原則を忘れることなく歩もう。

そして…

「時間」「仲間」「空間」は資源だということを再確認したい。

ボクらには一人ひとりに与えられている「時間」がある。

一日24時間は、誰にとっても平等。

学校にいる時間に各自のパフォーマンスを最大化できるようにしたい。

そこにいる「仲間」も大切にしたい。

良いチームは実に多様性に富んでいる。

その多様性が絡み合いながら大きな力を生んでいくものです。

そのためにはリスペクトをもって対話をすることが肝になる。

ここには素敵な「空間」があります。

目の前には自然豊かな信州の山並みがある。

動植物に目を向ければ大自然の息吹を感じることができる。

そして教室のみならず教科書やノート、教材だって「空間」と捉えています。

「空間」を上手に使うことも大切ですよね。

これまでの登校日は22日。

まだ、お互いを知る時期ではあります。

関係性をつくるにも初期段階ではあるのだけれど…

「くわちゃん、ゴールデンウィークまでにやっておかなくちゃねー」

と中堅に差し掛かった頃のボクに言ってくれた事務職さんの言葉が身に染みる。

立場が変わったことで子どもたちと接する時間は大幅に減ったけれど…

子どもたちをよりよく理解しよう。

まだまだあるのですが、今のところ…

まずは、インサイドアウトで自分から始めよう。

そして、リスペクトをもって理解してから理解されるように務めよう。

ボクのパフォーマンスを最大化できてない理由は自分自身にある。

ゴール前でビビってパスに逃げる。

高さのあるブロックにビビってフェイントに逃げる。

それは全て自分が判断した結果…

大抵の場合、試合後に後悔が残る。

「お前の良さは、足の遅さとか関係なくシュートを打つところだろ!」

「背が低いとか関係なく工夫して大胆にスパイクを打てばいいだろ!」

「今ある力でもできることを実はたくさんある。それを愚直にやっていけばいい。」

そんなことをスポーツの世界で学んできたことを忘れかけていた気がします。

自分のプレーに責任を持ってチームに貢献しよう。

アスリートのメンタリティを呼び覚ましてみようと思います。

年齢?そんなのは関係ないでしょ!(笑)

桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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教育
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