雷雨の情報がラジオから流れる金曜日の朝。
昨日よりも発雷確率が上がっているということで大山山頂を気にする一日。
3時間目の体育は真夏のような暑さの中でティーボールを楽しみました。
「めちゃくちゃ暑いんだけどー!」
子どもたちは汗だくでした。
ちょうど5時間目になった頃…
朝は青空が見えていた大山方面は真っ暗に…
「ねえねえ…冷たい風が吹いてきたよ」
図書室でSDGsの本を読んでいた子どもたちがザワザワ。
「ん?光ったよね」
ガラガラドッカーン!
学校中のあちらこちらから悲鳴…
そのうちバケツをひっくり返したような雨。
子どもたちは窓辺に集まって…
「おー!この前のと同じじゃん!」
「川になってるー!」
「やっぱり、道路側が低いんだねー」
「川の流れと同じ方向だな」
「あれ?砂場は水がたまんないね」
「この前の実験と同じだ!」
遠くに見える大山と近くを流れる川の関係とか…
学校周辺に水田が広がる理由とか…
どうして「上」「下」のつく地名があるのかとか…
水に関係する地名が多いのかとか…
話は広がり続けて…
「あー!そういうことかー!」
「たしかにそうだよね!」
なんていうときの子どもたちの表情は最高です。
帰るころには虹が見えた。
「なんで虹はあっちの方向に見えるのでしょうか?」
なんてことを話しつつ…
「やっぱり大山を見ておくって大切だよねー!」
という具合に話はまとまって下校の時間となりました。
突然の雷雨でやって来た学びのチャンス。
変化のある楽しい一日でした。