正解のない道徳の授業。
「対話」ってなぜ大切?
というのが、最後の問い…
国語の単元とも合わせて、みんなで考えてみました。
目の前にある事実だけを捉えて意見すると、文句を言っているだけになります。
自分がしてほしいことだけを主張するのも、どうやら上手く伝わらない。
困っている事実があって、こうしたいっていう理想があります。
それを踏まえて、「こんなふうにやってみたい。」っていう提案をする方が伝わります。
自分以外は、みんな他者であって物事をとらえる感覚も微妙に違います。
だからこそ、何度も何度も繰り返して言葉のキャッチボールをする。
相手をリスペクトすることも求められる。
杓子定規に、紙に書いて発表することはしませんでした。
ベンチに集まって、問いに対して思っていることを話す。
「話したい人からどうぞ。」
でスタートしたら、ポツリポツリと思いを口にしました。
それぞれの問いに対する答えが出てきます。
「あ~、そんなふうに考えているんだな。」
とボクは傍聴者になっていました。
聞いているだけの子もいるし、何度も発言する子も出てきます。
順番がないので、自分が話すタイミングをつかむのも難しい。
いろんな姿を見ることができたし、いろんな答えをもらいました。
最後にまとめることはせず、それぞれに持ち帰ってもらう。
自分なりに「対話の大切さ」を感じてもらえたらOKです。
新学期から2ヶ月…
ベンチに集まって、みんなで話すっていう姿が、より自然な感じになってます。
明日から6月です。
夏休みまで、どれだけ成長するかワクワクは止まりません。
Good Luck.