朝から夏の青空が心地よい土曜日だけれど暑い(汗)
こんな一日はエアコンの効いた部屋で読書なんかもオススメです。
木陰で涼しい風に吹かれながら読めたら最高なんだけれど…
さて、夏休みの課題図書としていた本を読み終えました。
気になる所には付箋を貼りつつ何度もページをめくりました。
なかなか読み応えがあります。
第1部では、イノベーションがどのようなものなのか(あるいは、そうではないのか)、そして、それが学校にとって何を意味するのかについて考察します。
イノベーターのマインドセットについて書かれています。
何をするにもマインドセットは重要。
そう簡単にマインドセットは変わらないって言う人もいるけれど、ボクはそう思わない。
今まで積み上げたものを一旦すべて捨ててしまうくらい大胆にやれば変われる。
イノベーションというと何か大きな変化が必要だと思う人もいるかもしれません。
そして諦めてしまうなんてこともある。
何か大きなことを成し遂げなければならないなんてことはない。
毎日なにかを少しだけ創ろうとするマインドがあるだけでいい。
第2部では、学校におけるイノベーションの文化的な基礎について考察します。
もう既にいろんな人たちが主張しているのだけれど…
たった一人のアイデアからイノベーションが起きることがあるのに抵抗勢力が現れる。
既存のままでいいと思っている人たちと、どんな関係を築けるかが肝心。
何か新しいことを始めて周りが理解しないと不満をもらす人たちが多い。
ネット上にも匿名で学校への不満が流れていると残念に思う。
管理職が理解しないとか…
そうじゃなくて周りにいる子どもたちや先生たちと共に創るというマインドがほしい。
第3部は「行動」について述べていきます。
ここでは強みを活かす大切さについて書かれています。
強みを活かすのはスポーツでも同じなんだけれども…
教師としての基本スキル以外に得意分野があるはず。
小学校の先生であればピアノが得意とか部活でやってきたこととか…
マルチプルインテリジェンスの考え方で自分を観察するのもオススメ。
個人的な強みを活かすだけじゃなくて、今ある環境をしっかりと把握することも大切かな。
学校の中にある、或いは学校の周辺にある資源を明らかにすること。
よーく観れば強みになるところがたくさんあるはず。
第4部では、あなたの現在の立場、今後目指すべき目標、そして目標へ進むための方法を明らかにします。
やっぱり大切だなって思うことは 自ら主体的に行動すること。
誰かのせいにするのではなく、スキル不足を嘆くのではなく…
何かと比較しているうちは自分というエンジンはフル回転しない。
ここでもストーリーの大切さが書かれています。
そうなんだよね。
自分にしかできないことって必ずある。
それぞれの人の強みを出しまくるような状況になるといいよね。
私は、最大の変革をもたらすものを思い起こします。それはテクノロジーではありません。教育において最大の変革をもたらすものは、イノベーターのマインドセットを受け入れられる教師
そうそう…
自分のマインドセットを変えることから始めよう。
え?自分なんてムリ?
そんなことはない。
自分の人生を創るのは自分自身なのだから。
「まずは自分から」
慌てずゆっくりと歩んでいきましょう。