久しぶりに4歳児と2歳児と過ごす土曜日。
3人のサッカーボーイズの子育てを思い起こさせるような時間でもある。
保育園のお迎えの後は、たいした距離もないのにあちらこちらに引っかかていた。
田んぼでオタマジャクシを見つければ田植えをしたばかりの苗をなぎ倒すとか…
もちろん、ちゃんと直しましたけれども。
「おーい!早くしないと日が暮れますよー!」
なんて思いながら歩いていたのが15年から20年ほど前の話。
まるでタイムスリップしたかのような時間を共に過ごしたのは孫1号と2号。
彼らの好奇心と付き合う土曜日なのであった。
「ミカンがおちてるよー!あ!むしミカンだ!にげろー!」
落ちたミカンが餌になっている光景を目の当たりにする。
「これうめのみ?あまいにおいするねー」
とにかく何でも拾う。
「これもっていこう!」
お気に入りのものがあれば誰かに見せたくなるようだ。
面白い色をした大きめの石を掘り出してリュックに入れようとする。
「おいおい!そんなつちがついていたらよごれるよ」
なんて言おうものなら、コンクリートの上でガンガン叩いて入れようとする。
でも、そこは虫のすみかだと思ったらしく最後は石を元の場所に置いていくことに。
子育て中、ボクは子どもたちが夢中になっている時間はできる限り付き合った。
別に暇だったわけではない。
でも、子どもたちにとってはかけがえのない時間。
ボクにとっても、その日の子どもたちの成長はその日その時じゃないとわからない。
そんなこともあって子どもたちの好奇心に付き合いたいなと思った。
「子どもと一緒に楽しむぞ!」
そんなマインドがあれば子育ても楽しめる。