はるか遠くの大陸から黄砂が飛んでくるという土曜日。
朝は綺麗な青空だったけれど、たしかに空は少し霞んでいるように見える。
そんな時には空を見上げるより大地に咲く花を見つめたほうがいいかもね。
ちょっと気になる花を見つけた。
春になると町中で見かけるムスカリだ。
あちらこちらで咲いているから珍しくもなんともないのだけれど…
このムスカリは不思議なところに咲いている。
今は誰も通らない階段脇に、たったこれだけが咲いている。
種が飛んで来た?
いや…
ムスカリは球根なのだ。
何年か前に誰かが植えた?
でも、ひとつだけ植えるとかある?
まさかムスカリじゃなかったりとか?
いろんなことを考える。
そういえば、先日も近いエリアにはチューリップがわずかに咲いていた。
ということは、このムスカリもやっぱり誰かが植えたんだろうね。
それにしてもよく咲いたなあ。
ちょっとした感動の出会いだった。
その近くにはウワズミザクラも咲き始めている。
もう遅霜はなさそうなのでプランターに花を植えた。
花たちとの出会いが楽しみな季節でもある。