今日も梅雨空の大日向。
最近、一日中カエルの鳴き声が聞こえます。
田んぼにも水も入ったし、梅雨だしね。
まだ大合唱には至っていませんが…
学校の池にもカエルがいるんです。
ところが…
いつも同じようなところから鳴き声が聞こえるのに姿が見えない。
「この辺だよね?」
「でも見えないなあ?」
「ほら!あそこだよ!」
「えー?いないじゃん!」
なんて会話が毎日のように繰り広げられています。
ボクも気になって見つけようとするのですが見つからない。
何度も何度も見たけれど…
近づくと鳴き声が止む場所があるので至近距離なんだと思う。
でも…
姿は見ることができないのです。
発見できずに何日が経過しただろうか。
そこに…
とある男の子がやって来ました。
「おー!やっと来てくれたのだね」
心の中でボクは呟きます。
「彼なら居場所を特定してくれるはず」
そう期待を寄せていたのです。
すると…
「いたいた!」
あっさりと見つけてしまった様子。
「ねえねえ?どこにいる?」
「すぐ下だよ!」
「いやー!毎日、見てるんだけど見つけられないんだよ」
「へー!よく見てごらんよ。そこにいるじゃん」
「うーん…やっぱり分からない!」
というとサッと草をかき分けて岩の下を指さします。
「ほら!ここだよ!」
「あー!こんなところにいたんだね」
ということで記念撮影(笑)
日頃からカエルだの何だのと発見が得意な彼にとってはあっという間でした。
他にもこういうことはよくあって…
分からないことは子どもたちに聞いた方が早い。
「いいよ!教えてあげるね!」
なんて子どもたちはいつだって優しいのです。
やっぱり好奇心の塊には叶いませんね。
たいしたもんだ。