秋らしい月曜日。
小さな子ども向け図書コーナーに意外な本を見つけました。
京セラの創業者でありJALの再生を手がけた稲森和夫さんの著書。
思わず手に取って一気に読んでしまいました。
人生・仕事結果=考え方×熱意×能力
どんな仕事でも能力を高めることや熱意を持って取り組むことは大切。
そして、哲学ともいえる考え方も重要です。
・前向きで建設的
・協調性
・善意
・正直
・真面目
・努力
・利他
・感謝
事業を始めるに当たって必要なこと。
自分の心に曇りのない純粋な動機、強い気持ちを確信したときに始める
単にお金を稼ぎたいとか、欲望のためにやとうとしているのではダメだということです。
これとても重要なことだなって思います。
もうだめだというときが仕事の始まり
京セラにはそんな言葉があるのだかとか。
たしかに理由をつけては諦めてしまうなんてことはある。
それじゃあ、やっぱりダメなんですよね。
「やらなければ」と思うことに対しては、たとえ何の方策がなくても、努力すれば道はひらけてくだろう。逆に「うまくいくだろうか」とちょっとでも疑いを持ったら、それだけでその思いはうまくいかないだろう。
いかに自分を信じて突き進むのかってことだと思います。
生きる上でも大切なことが書かれています。
どんな組織でも参考になりますね。
稲森和夫さんは、JALの再生にも尽力したことで有名です。
JALのフィロソフィーも興味深い。
官僚組織のような会社で苦労した話も紹介されています。
それでも今では「お客様中心主義」を貫いたフィロソフィーがある。
実際には苦労も多いかと思いますが、こういうのはやっぱり大切ですよね。
京セラにしても、JALにしても関わる人たちが共通言語を持つ。
これはスポーツチーム、学校、学級などあらゆる組織で重要なこと。
そして、やっぱり必要なのは…
明るい心
誰にも負けない努力をし素直な心をもって毎日を生きることで道はひらける。
そう信じて明日も生きようと思います。
【単行本】
【Kindle版】