ちょっとした表現の違いが行動を変える

朝から冷たい雨が降る金曜日。

なんでも師走の陽気とのことで季節は一気に冬。

近隣の小学校へ向かう子どもたちもダウンを着ている子多数。

今日は素敵な箱に出会ったので紹介しておきます。

この学校では雨の日になると登場するのだとか…

登校してきた上級生たちが箱を廊下へ置いて回る。

委員会活動なのでしょうか?

いいなあって思ったのは書いてある言葉。

「あるこう」

ひらがなで、しかも「○○しよう」という表現なんですね。

「○○しない」という表現ではありません。

学校というところは、どちらかというと後者のような表現がよく使われます。

いわゆる禁止の表現です。

「はしらない」って言われるとついつい走っちゃう。

「あるこう」って言われると歩く気になるのが不思議です。

こういうのって教室でもよくあります。

「○○しなさい」なんていうのもありますよね。

「○○してみよう」「○○しよう」と伝える。

これだけでも教室は穏やかになるし、子どもたちの行動が変わります。

先生たちや子どもたちが意図的にポジティブな表現を使っているのかな。

だから学校全体に穏やかな空気が流れているんだろうなって思います。

子どもたちがふれる言葉って大切ですもんね。

表現ひとつで行動が変わるって考えたら工夫したほうが良さそうです。

素敵な箱に感謝する金曜日。

くわさん✨️

桑原昌之(くわはらまさゆき)

話題はスポーツと教育からまちづくりまで幅広く
サッカーとバレーボールの二刀流
プレイヤー▷コーチ▷クラブマネージャー
公立小学校教諭▷私立小学校長▷教育研究家

コミュニティジェネレーター&秦野市議会議員

詳しいプロフィール👉こちら

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