「どの先生も輝く学校のつくり方」新年度がスタート

大山からパワーをもらう

大山からパワーをもらう

朝は冬に逆戻りしたかのような冷たい雨。

4月1日ということもあるのか、道路はちょっぴり混んでいました。

田園地帯を抜けて東へと車を走らせます。

「あれ?大山は雪じゃん!」

毎日のように眺める関東でも有名な信仰の山は中腹まで真っ白でした。

4月1日に雪が降った記憶はありませんが何だんか神秘的でいい。

久しぶりに公立小学校の4月1日を過ごすという新年度のスタート!

「そうそう、いつもこうだったよなあ」

懐かしさ感じながら、慌ただしさの中にいるけれど、少し心には余裕がある。

そんな一日でした。

朝から異動してきた先生たちが職員室にいて、ちょっぴりワクワク。

挨拶があって簡単な打ち合わせの後は職員室の机の大移動。

床にLANケーブルや電源があるので、気をつけながら全員でワイワイと…

若手が増えているのでとても動きがいい。

「それにしても、このLANケーブル類は邪魔だよなあって…」

設置したのは教育センターにいた頃のボクにも責任あり(汗)

これまた懐かしさを感じながらの作業で新たな配置も完了。

すぐに学年会が始まって、それぞれが新年度の準備に入る。

教材を選んで発注するとか…

名簿の確認とか…

そうこうしているうちに、新採用、他の市町からやって来た先生たちが来校。

あっという間にお昼になる。

外へ食べに出る時間はないので、コンビニで昼食を調達(サラダチキン・プロテインバー)

めちゃくちゃ忙しいとかではなくて…

午後イチで「ゆるっと研修」(15分)の準備。

これは校務分掌にはない「職員室を笑顔あふれる空間にする」という重要任務

「まずは、お互いを知る」ということで関係の質を高めるアクティビティ。

「自分にハッシュタグをつけてみる」

好きな色のカラーペンを選び(←ここポイント)
自分を表現するハッシュタグを考えてA4用紙に3分間書き続けます。
その後、3人から4人程度で集まり、それぞれのハッシュタグを見ながらおしゃべりタイム。
意外なハッシュタグに驚いたり、共通ハッシュタグで話が弾んだり…
先生たちの個性が少しずつ露わになっていきます。

一気に場の空気が和んでいくことが体感できます。
いろんな人たちのハッシュタグを知ると、驚くようなこともあって本当に面白いのです。
オープンマインドへの近道でもある。
飲み会ができませんから、こういうのって大切な時間ですよね。
「学級づくり」や「学校づくり」をテーマに講演する学校でも必ず最初にやるのがこれ。
まずは「関係の質を高める」ことから会議へと突入するので「思考の質」も高まる。
そう信じています。
運営会議が終わって学年主任さんたちが戻ってくると再び学年会。
時間割を決めないといけません。
学校の中に新採用の先生がいる場合、その所属学年からあれこれと決めていきます。
というのも1年間の研修があるので細かな制限があるのです。
どの学年の先生たちも、どうやって時間割を組むのかと表とにらめっこ
「あれ?ボクが体育に行くとクラスに来てくれる先生いないねー」
「ホントだー!やり直しー!(笑)」
なんてことが繰り返されて、最後はちゃんとはまるパズルのような感覚が何ともたまりませんね。
何となく落ち着いたので…
よりお互いを知るために学年の先生たちと「おしゃべりタイム」
この効果は絶大なんです。
「へー!そうなんだー!」
「そりゃあ、知らなかった!」
「おもしろーい!」
なんてことになって…
お互いに興味関心が広がって、ここにも笑顔が生まれる。
めちゃくちゃ楽しかった。
「こりゃあ楽しい学校になるぞー!」
良い予感しかない。

「どの先生も輝く学校のつくり方」の始まりです。

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
✨️Challenge Respect Smile✨️
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