明日は雨になりそうな雲に覆われた丹沢・大山の麓。
小学生は今日も元気でした。
さて、今日は雑誌AERAのお話。
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【雑誌】
こちらに取材していただいたインタビュー記事があります。
ボクが話をした部分はこちら↓

「体罰は選手ではなくコーチにメリットがあるだけ」 指導者養成の授業で学び合い意識を変革 | AERA DIGITAL(アエラデジタル)
行き過ぎた「勝利至上主義」の結果、しばしば起こる暴力問題。子どもを守るためには、指導者の教育も必要となってくる。AERA 2022年5月30日号の記事を紹介する。
長年に渡ってスポーツの現場にいる中で見えてきたこと。
本来は子どもたち一人ひとりの物語の中にあるはずのスポーツですが…
時として大人の駒のように扱われる子どもたちを目にしてきました。
「なんか仕事でもイヤなことでもあったのだろうか?」
週末に子どもたちに向き合う指導者による罵倒とか…
小学生なのにカルポリさん(知っていたら通)のように怒鳴り散らす人とか…
それはスポーツ指導者に限りません。
こちらの本にもあるような「スポーツ毒親」たちとも多くの出会いがありました。
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試合が終わって送迎の車に戻る前に説教している親とか…
あるいは試合前から「やる気あんのかテメー!」と子どもを殴っている親とか…
そんな人たちを見る度に何とも悲しい気分になったものです。
しっかりと行き過ぎた指導を指摘させてもらうこともありましたけど…
こうやって権力をふるう大人の前では、子どもたちは明らかに萎縮します。
いちいちベンチを見ながらプレーしている。
選手たちのプレー基準はコーチに怒られないかどうか。
もうこうなってくると手がつけられません。
コーチに気に入られないと試合に出られない。
そんな子どもたちの苦悩と共に親もヒートアップしてしまいます。
本当にこれが厄介なんです。
スポーツだったらプレーする楽しみを。
学校だったら学ぶ楽しみを。
まずは「楽しい」って思える根っこを太くする。
それがボクら大人の大切な役目だと思っています。
子どもたち一人ひとりの物語を大切に。