梅雨が迫る日曜日。
何となく空もどんよりとしています。
いつものように早朝に散歩へ出かける。
ボクを育ててくれた秦野の未来を考える朝でもありました。
自然豊かで名水百選にも選ばれる水資源がある。
交通の便もよく…
小田急の駅は市内に4つもあるし東名高速道路も国道246も通る。
あれこれ便利なはずだけれど、この町にも少子高齢化の波は訪れています。
「このままじゃいけないよね?」
もうみんな気づいているはず…
駅前は小田急グループを中心として再開発され綺麗に見える。
でも…
何だか活気がないのです。
戦後、一番の働き手であった世代も70代から80代。
朝早くに満員電車に揺られて、夜遅くに帰宅するような父さんたちを見てきた。
通勤・通学客であふれかえっていたことも少しずつ緩和されている。
それに伴って駅前にあった居酒屋もグンと数を減らしています。
企業は再編を重ねて縮小して市内からも撤退するところもあった。
宅地も今から40年から50年前に開発がスタートしたけれど頭打ち。
空き家も目立つようになりました。
地域の衰退について何とかせねばというムードも年々乏しくなっている気がします。
大人に活気がなくなれば、子どもたちが笑顔に過ごせる場も減っていく。
世の中、だんだん不寛容になって子育てにも困難がつきまといます。
ここ10年、いや3年くらいが勝負かもしれません。
この先、学校統廃合問題も出てくるでしょう。
「秦野はいいところだよ!」
胸を張って言えるようにしたいなあって思います。
ボクのできることは何だろうか。
スポーツと教育の現場を通して子どもたちの未来をつくる。
地道だけれど、これからもチャレンジし続けよう。
そんなことを思う日曜日でした。