保育園の帰り道、一緒にこの道を歩いて自宅へ向かいます。
もうずいぶん前の事ですが….
子どもたちは、すぐに田んぼで立ち止まったものです。
「パパ見て!おたまじゃくし~」とはしゃいでは、トンボを追い回してみたりと忙しい。
お次は、畑の脇にある草むらへ登って走り回るなどなど…
まあ、動く動く(汗)
大人にとっては寄り道でも、子どもにとっては大切な道
「もう早く行こうよ!」
と言っても、子どもたちの好奇心は、そんな声も完全に無視。
季節によって、子どもたちは勝手にあちらこちらへと向かうのです。
こんな花を見つければ、ジロジロと観察し始めます。
「この花なんていうの?」
「しらなーい!」
こんな会話を繰り返しながら、子どもたちは、街のいろいろなものに興味を示します。
「子どもの時間」を過ごすことで育まれる「チャレンジ」
ひとたび空が開けると…
「見て見て!キレイだね」
なんて言って、じっと空を眺めてみたりもします。
子どもには、子どもなりの時間感覚があるのです。
大人の感覚とは全くちがった感性を持っています。
そうやって、好奇心が芽生え、発見する力も育まれ、やがてチャレンジする心も育つのです。
自宅周辺をぐるりと5分でいいから歩いてみたら
たいていの保護者は、歩いてお迎えに来られません。
近くに保育園がないから…
車でやって来て、預けては帰りも車で迎えに来るという感じでしょう。
こうなると、なかなか余裕は生まれませんよね。
自宅に到着して、すぐに玄関ドアを開け、子どもたちは夕飯の準備が終わるまでテレビ。
これでは、何かを一緒に共有することはなく「共感」も生まれません。
自宅周辺を5分でいいから、子どもの時間を一緒に過ごしてみませんか?
下手な教育書を読んで実践するよりも、大切なモノが手に入るかもしれませんよ。