今日も青空は見えないけれど蒸し暑い一日でした。
朝から席替えをして、新たな仲間との16日間が始まりました。
日直が一回りすると席替えしちゃうんです。
もちろん、子どもたち同士で決めちゃいます。
「え?そんなことして大丈夫なんですか?」
という質問がよくありますが、何にも問題はありません。
あれこれ課題は出てきますが、どんなふうに解決するかはまた別の機会にでも。
さて、忘れそうなのでティーボールの話を…
小学校4年生でティーボールを楽しんでいます。
いろんな楽しみ方がありますが…
いきなり野球のようなルールでやっても面白くないと思っています。
ということで、守備は研修で教わった方式を採用しています。
打ったボールをみんなで追いかけて全員が座ったところまで進塁できる。
バッターが打ったボールを、みんなが全力で追いかける。
あれこれと工夫が加わって守備が格段に上手くなっている(笑)
子どもたちって本当にすごいです。
ボクは何をしているかというと、体育小屋から道具を出しておくだけ。
ちょっとずつ小出しにあれこれやりながら、チームビルディングへと繋げます。
「今からティーボールをやります。使うものはこちらです!」
ということで用具を見せる。
「時間は○○分。仲間は、いつものチームでどうぞ。空間はどうすればいいかなあ」
なんて伝えて、後は子どもたちに設営から何から考えてもらいます。
最初は戸惑いながらだし、プレー中のトラブルも頻発します。
アウトだのセーフだのと…
「くわまん!こんなことになっちゃってるんだよ」
そんなことを訴える子どもたちにボクは決まってこう言います。
「なるほど、報告ありがとう。で、どうしたいんだい?」
なんて冷たいやつなんだって最初は思われたことでしょう。
でも…
だんだん、分かってくるのです。
「そうか!楽しくティーボールをするのは自分たちなんだ!」
どんな時でも自分たちでつくるってことを。
そして「競争」ではなく「共創」を大切にするってことも。
それにしても本当に子どもたちって凄いんだよなあ。
思いっきりティーを叩いてゲラゲラ笑っている。
トンネルしたり、取れたと思ったボールを蹴ってしまったりしても大爆笑。
体育も楽しいのが一番ですね。