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通学路を歩くことで何が起きる?

出雲大社相模分祠
通学路に神社があるなんて最幸だよなあ。

晴れていれば満月が見えているはずの朝4時台は小雨となった丹沢・大山の麓。

未明の月明かりで少しずつ目が覚めて行く感覚を今月は味わえず…

早朝から珈琲を飲みながら議会関連の仕事をすることにしました。

だんだん空も明るくなってホッと一息していると子どもたちの声が聞こえてきます。

1年生から6年生までが集団で学校へと向かっていく。

今朝はどんな話をしながら学校へ到着したのでしょうか。

我が家のサッカーボーイズたちも毎日のように歩いて学校へ通ったものです。

途中の田んぼで何かを見つけて立ち止まる。

道行くネコに声をかけていく。

陸橋を渡るときに小田急が通過すると手を振ったりもする。

それぞれの興味関心で列が少し崩れるのはご愛敬。

たまに体調を崩す子がいれば協力して大人に伝えるなんてこともある。

そうやって誰かと一緒に目的地に向かうことを覚えていくのです。

今日の画像は、同じ市内にある出雲大社相模分祠。

昨日、こちらの境内を通って下校していく子どもたちの姿を眺めていました。

学校から自宅まで1年生くらいだと1時間近くかかる子どもたちがいると聞いている。

その子たちにとっては中間点辺りに鎮座しています。

水場もあるので暑い季節は助かることでしょう。

ここで休憩したりトイレを借りたり…

ちょっとイタズラをして大人に注意されたり…

毎日通る道で子どもたちは様々なことを学んでいるようです。

画面の中では絶対に触れることのできない体験がある。

近年、全国各地で学校統廃合が進んでいます。

近くにあった学校が閉校するとスクールバスなどに乗って登下校することになる。

たしかに便利かもしれませんが失ってしまったことも多いのではないでしょうか。

「少子化だから仕方ないよ」

「スクールバスを出せばいいんだからいいでしょ」

「車で送迎すればいいじゃないか」

っていうのは大人側の理屈。

子どもたちにとって戸外を歩き回る時間は成長にとっては大切な時間。

町の中で受け取る情報が子どもたちの感性を育んでいくことを忘れてはいけません。

「子どもたちを野に放て!いっぱい遊べ!」

たくさん遊ぶことが知的好奇心を刺激するからこそ学びへと繋がる。

秋の深まりを感じることができるのも秦野の魅力。

季節の移ろいを味わいながら来週も元気に通学して欲しいと願う金曜日。

子どもたちの教育環境を整えるのは私たち大人の大切な仕事。

みんなであれこれと考えてまいりましょう。