ネムノキの花が咲く季節となりました。
この花を最初に見たのはいつのことでしょうか。
とても華やかな美しい花であり、毎年この季節を楽しみにしています。
山の中で見つけるとテンションが上がる。
花ばかりに目が行きがちですが葉っぱにも特徴があります。
ちょんと触れてみたら葉が閉じるのではないかと期待する。
オジギソウと間違えてしまうんですね。
ネムノキの葉は触っても閉じませんが夜は閉じています。
光を浴びると開き、光がなくなると閉じる仕組み。
この辺りは本当に面白い。
「おー!綺麗だな!」
って花ばかりを眺めてしまうけれど葉っぱも面白い。
ついつい目立つものにパッと心を奪われがちですが…
それじゃあ、その周辺が見えません。
もっと面白い世界があるかもしれないのに…
世の中にあふれる情報も同じ。
「これはいいよ!」とインフルエンサーが言うことにコロッと騙される。
「みんな持ってるよ」「みんな言ってるよ」「みんなやってるよ」
という言葉に踊らされて慌てちゃうなんてこともある。
気づけば自分の頭で考えない人になってしまう。
見た目に踊らされないようするには、その周辺にも気を配る必要がある。
「公立小学校はダメで、私立小学校へ行くのがよい」
「街クラブはダメで、Jリーグクラブのアカデミーがよい」
「教員になるのはダメで、一般企業に就職する方がよい」
メディアによって流布される情報に騙されていないか。
そんなことも問われているなと強く思う今日この頃です。