夏と秋が交錯するような風が吹く丹沢・大山の麓。
昼過ぎからU-12の「なかしんCup」へ。
この時期になると身体も大きくなる子どもたち。
スピードも激しさも増してくるので見ていて面白い時期です。
小さな頃からボールフィーリングの良いチームはグンと伸びてくる。
ボールを蹴る、止める、運ぶを大切にしていることがよく分かります。
そして、自分の頭で考えてプレーしていることがよく分かる。
そんなチームがこの時期からは好成績を残してくるんです。
自分たちがどう戦うのかを子どもたちも理解している。
ベンチを見てみると大人が指導しすぎていない。
基本的なことは教えるけれど子どもたちと一緒に確認している。
「こうなってるけど、ここどうする?」
なんていうふうにタイミング良く質問が投げかけられる。
「ここ、こうして、こう動けばいいんじゃない?」
みたいなことを子どもたち同士で話している。
プレーの主導権を子どもたちが握っているんです。
これ本当に重要なことで…
子どもたち自身が「自分でサッカーをしている」実感を持てること。
そんな場作りがあってこそ、子どもたちはサッカーが上手くなる。
ナイスゲームを見せてもらいました。