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現代のボクらに足りないもの

D52重厚な車輪
SLのように走るのも良し

ゴールデンウィーク初日は小雨から曇り空となった丹沢・大山の麓。

ラジオでは「最大10連休」というような話題が…

皆さんは、どうお過ごしでしょうか。

今日の画像はD52の車輪。

「なんでこれ?」

と興味を持つ方もいるかもしれません。

「不易流行」という言葉から過去と未来のことを考えています。

「不易」とは、いつまでも変わらない本質的なもの。

「流行」とは、新しさを求めて変化すること。

スポーツと教育の現場でも商業主義が蔓延しています。

メディアから流布される流行の情報列車に乗っているような感覚。

目新しくて面白そうだなと思うのには興味が湧くのは人間の性なのでしょう。

そういった心理を巧みに操作されてしまうことがある。

「は?まだやってないの?早く始めた方がいいよ」

「え?歩いて行くの?お金で時間を買った方がいいよ」

「ん?何を迷ってんの?これからの時代では常識だよ」

なんて言われて焦ってしまう。

ボクらは時代に取り残されることを怖れ、他者と違うことに不安を覚える。

そういう生き物です。

だからといって流行ばかり追いかけていて良いのだろうか。

「それは時代遅れですよ。昭和じゃないんだから」

というような声も聞かれますが本当にそうだろうか。

あの時代は、人と人の距離は今よりも近かったよね。

峠の急勾配を上がる時には機関車を連結させる時間があった。

列車の走る時刻によっては停車時間に駅弁を買う文化もあった。

窓を開けてホームにいる駅弁屋さんから購入できる楽しさがあった。

現代のボクらに足りないものは「余白」

もっと穏やかに物事を見つめることはできないだろうか。

もっとゆっくりと物事を進められないのだろうか。

もっとゆったりとした気分で出会う人たちと過ごせないだろうか。

「結果が出なきゃ意味ないでしょ」

って言われることもありますが、本当にそうだろうか。

「まあいろいろ足りないことはあるけど、まあ今日も良い日だったよね」

それでいいんじゃないでしょうか。

もう一度だけ書いておきます。

足りていないものは「余白」です。

たまにはゆっくり休もうよ。

桑原 昌之

スポーツと教育の現場で子どもたちの成長を見守り続けて来た教育研究家。教職員・保護者・スポーツ指導者向けの研修、ワークショップもしています。秦野市議会議員としても笑顔で活動中。
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