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火山と暮らす人々からの学び。

桜島埋没鳥居
噴火災害を伝える桜島埋没鳥居

薄らと火山灰が積もる日曜日の鹿児島市。

朝の散歩で目にする駐車中の車も白っぽくなっている。

「ちょっと灰を落としますね」

レンタカーを借りに行くと出発前にスタッフさんが大きなモップで除去。

これからの季節は風向きの影響で市内まで火山灰が飛んでくるそうです。

いつもより噴煙が上がっていますが、特に問題ないということで桜島へ。

車でぐるりと一周するのですが風が強くて少々大変でした。

桜島フェリーポートの反対側にある黒神地区へいくと埋没鳥居があります。

大正3(1914)年の大噴火で噴出した大量の火山灰・軽石は、上空18,000m以上まで上昇し、火山灰は遠くカムチャッカ半島まで飛んでいったといわれています。
ここ黒神地区にあった「腹五社神社」の鳥居は、大正噴火後たった1日のうちに軽石や火山灰に埋め尽くされました。 
もともと高さ3mあったという鳥居ですが、今は笠木部分の約1mを地上に見せるのみです。
噴火後、住民は神社の神聖な鳥居を掘り起こそうとしました。
しかし、当時の村長・野添八百蔵氏の「後世に噴火の記憶を残そう」との英断により、噴火直後の姿がそのまま現在に残されています。

http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000352.html

ここを訪れるのは2度目ですが、改めて噴火災害の怖さを思い知らされます。

いつ大規模噴火があるかも分からない中で暮らしている人たちがいる。

あちらこちらにある避難壕などからも生々しい緊張感が伝わってきます。

お世話になった椿の里

埋没鳥居の反対側に「椿の里」という食事処があります。

こういった地元店には思い切って入ってみるものです。

「その地域の店っていうのは魅力あるよね」

「友だちと旅に出たら絶対に見たこともないような店に入って面白かったよ」

という我が家のサッカーボーイズ3号の言う通りでした。

椿ちゃんぽん

「うちはちゃんぽんしかありませんよ」

と優しい笑顔で伝えてくれる店主のご婦人は桜島を眺めて暮らしています。

美味しい椿チャンポンをいただきました。

カウンター越しに桜島について色々と教えていただきました。

毎日噴煙を観察している。

何かあれば動画を撮ってSNSにアップするそう。

すると報道各社から連絡があり映像などが配信されるのだとか。

「すごい音がしてね、火山礫が落ちてきたのよ。さすがに怖くてね」

という店主さんからは火山と向き合う暮らしについて教えていただきました。

いつも噴煙をあげている桜島。

地元の人たちは、いつだって避難できるように警戒を怠らない。

そうそう、ボクらの街から見える箱根や富士とて火山。

災害への備えは大丈夫か、自己点検の時間ともなりました。

ご縁に感謝いたします。