蒸し暑さを感じた土曜日。
我が家のサッカーボーイズ2号が暮らす鹿児島で朝散歩。
何度も来ているので街の様子もだいぶ分かってきました。
鹿児島市内の中心部でもある天文館周辺は賑やかです。
雄大な桜島を仰ぎ噴煙をあげている。
眼前に広がる海に黒船がやってきた時代があります。
こんなに近くから大砲を撃たれたらたまったもんではありません。
薩英戦争は大きな時代の転換点となりました。
鹿児島市内中心部から車で1時間走ると知覧があります。
ここには知覧特攻記念会館があり、さまざまな展示物があります。
前回と同様になんとも複雑な気持ちになりました。
なぜ、ここに特攻基地が作られたのか。
当時の周辺住民の暮らしぶりはどうだったのか。
あれこれと考えながら見学させていただきました。
「開聞岳が綺麗に見えるところにもで行ってみる?」
だいぶ気持ちが重たくなったところに2号の提案で頴娃町の番所鼻自然公園へ。
伊能忠敬もやって来たことがある場所だとか。
開聞岳も綺麗ですが反対側には枕崎が見えます。
南薩摩と言われる地方は大地が広がり海に囲まれている。
知覧茶を生産する広大な茶畑、どこまでも続くサツマイモ畑。
漁港はあちらこちらにあって枕崎の鰹など魚介類も豊富。
鶏・牛・豚なども有名で「薩摩料理」などという文字が並んでいます。
長い歴史を紐解けば、ここまで来るには相当な苦労があったはず…
どんな地域にも多くの苦難を乗り越えながら今がある。
その土地の歴史を知ることは未来のまちづくりにも重要ですよね。