盟友、ゴリくん(岩瀬直樹氏)、まだお目にかかったことのないPAJ寺中祥吾さんの共著。
面白い本です。
著者からのメッセージにはこうあります。
ワークには正解はありません。ワーク自体に答えがあるのではなく、ワークを通して「自分にとってどのような意味があるか」を、自分自身で探ってほしい。
ページをめくると、お二人が実践の中で感じてきたことなどが率直に語られています。
経験や年月が、視点や視界を変えてきたのでしょう。
その時々で「最適解」を見つけながら歩んできたことがよくわかります。
スポーツの世界の話で恐縮です。(ごめんなさいゴリ!)
相手チームの分析をして、自チームの戦力を考えながら戦術を立て試合に挑んでも状況は刻々と変化する。
ボールと相手は動き続けますから…
常に鳥の目と、虫の目をもって、一瞬で状況をとらえ判断しプレーしなければなりません。
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともある。
そんなことは日常茶飯事なのです。
教室だって同じです。
子どもたちの状況は、刻々と変化します。
だからよく観て、そのときに最適解で全力サポートするのです。
よくあるマニュアル本ではありません。
世の中には、「こうすればうまくいく」みたいな書籍や情報があふれています。
でもね…
人それぞれちがうんだから、フィットしない場合もあるのです。
読み手が違えば、とらえ方は千差万別なのでマニュアル系の本はだめ。
でも、この本はちょっと違います。
「自分で答えを見つける」
そんなことができる本です。
なんだかスポーツマネージメントの学び再び…みたいな感覚でページをめくることができます。
またまた出会いに感謝。
ありがとうございます。
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