13年前、市の教育センターへ出向して間もなく教育長からいただいた本です。
「権威には人ために使うものだぞ!」
口癖のように語ってくれていた尊敬する大先輩です。
そんな教育長が、研修指導主事なりたてのボクにくれた一冊です。
「え?国鉄総裁が国府津に住んでいたのか?」
とか…
「何だか真っ直ぐな人だな。」
なんて思いながら読んでいたのを思い出します。
石田総裁はとても現場主義な人です。
自分たちがどうのこうのではありません。
「乗客にとってどうなのか?」
そんなことを常に考えて、迅速に行動する人。
そして、勲章も拒否するというくらいに称号なんてどうでもいい人(笑)
それって、とても凄いことです。
「国鉄総裁だったから…」
なんて偉ぶらないのですよ。
そして、言いたいことは言う。
国鉄も労働組合との対立が激しい時代がありました。
そんな時にも真っ向勝負するのが石田総裁の凄いところです。
先生たちにもオススメの本です。
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