北の丸公園入口にある常夜灯。
明治期には東京湾から良く見えたそうです。
眺めていてふと考えました。
先生という仕事は常夜灯みたいだと…
太陽の光のように強烈だとギラギラしすぎてしまいます。
お日様が主役のようではいけません。
そっと優しい光を放つような感じでいい。
常夜灯は、暗い夜道も照らしてくれます。
遠い沖合へ出ても振り返ればそこにある。
子どもたちが卒業して、大海原へと進んでいきます。
ほとんどの船は、振り返ることはありません。
ところが、いくつかの船は航海を続けるべきか、針路はどうするべきか。
そんな悩みをぶつけに戻ってくることがあるのです。
実際に戻って来なくても、子どもの頃に言われたことを思い出すことがあります。
程度の違いはあれど、ボクらの仕事は子どもたちに大きな影響を与えます。
子どもたちが迷った時に灯を見つけて安心するような優しい光になりましょう。
Good Luck.