昨日、3学期始業式の日を迎えました。
校舎のあちらこちらで、子どもたちの様々な表情を見ることができます。
みんなの笑顔が教室に戻ってくるのは嬉しいですね。
子どもたちが、こうやって元気に登校するにも、いろいろな人たちの支えが必要です。
家族はもちろんのこと、登下校を見守るサポーターの方たちなど…
関わる人たちの努力なくして子どもたちの笑顔は生まれません。
ふと…
子どもたちの学校生活を観ながら考えます。
「なぜそうなっているのか?」
「どんなふうに学校外で暮らしているのか?」
「どんな人たちが関わっているのか?」
背景にあるものを上げるとキリがありません。
でも、マルチアングルで観察することは大切です。
あるがままに子どもたちの様子を観てみると、支援のヒントが少しずつ見えてきます。
神様じゃないんですから、一気に見えるわけはありません。
じっくりと観察すること
ある程度、見えてきたら周囲の状況や背景も推察します。
話を聴くことも大きなヒントになります。
わずかな情報でもいいので、解決の糸口を探していく。
根っこはどこにあるのか?
ほとんどの場合、根っこは意外なところにあるものです。
根っこを見つけることができたら、戦略を練って行動に移します。
ところが…
最初からうまくいかないこともあります。
観察が足りないのかもしれません。
表層的な部分だけを捉えて対処してしまうのが原因…
結果…
うまく対応できずに、自信を失ってしまうなんてこともあります。
でも、大丈夫。
もう一度、観察に戻ればいいのです。
この時点で、もう既に最初の地点とは違っています。
少しかもしれませんが、ちゃんと前進しているのです。
あきらめず…
観察する → 考える → 行動する → ふりかえる
この思考のサイクルを回し続けることです。
そうやっているうちに、螺旋状にゴールへ向かっていくような感覚です。
何度も、何度も思考のサイクルを回し続けること
繰り返すことで、よりベターな状況を生み出すことにつながります。
少しだけ立ち止まって…
ゆっくりと考える時間を確保してみましょうね。
ノリノリで行こうぜ!