「コミュニティデザイン」を手がける山崎亮さんの新刊が書店にあったので購入。
6年生の教科書にも登場する「コミュニティデザイン」
これからの地域社会には欠かせないものだと思っています。
こんなときに活用できます。
◎プロジェクトリーダーになったとき
◎入社一年目で悩んだとき
◎部下ができたとき、リーダーになったとき
◎社内の人間関係がギクシャクしたとき
◎部下や同僚が、思うように動かないとき
◎部門間の連携がとれず、仕事がまわらないとき
◎思うように仕事の成果があがらないとき
◎実力をつけて、キャリアアップを目指すとき
巻頭には、こう書かれています。
いろいろ置き換えてみると、様々な活用シーンが思い浮かびます。
スポーツの現場では、各競技団体が頑張っていますがバラバラ…
教育の現場では、各教室で頑張っているけれどバラバラ…
みたいなことがあります。
いわゆる縦割りになってしまい、横串が刺さらない状況になっています。
それぞれが、苦しくて悩みを抱えてしまっていることもある。
横軸に展開して連携を図り、解決をめざす。
困ったときに課題を解決するためのヒントとなる本
ページをめくると大きく5つのステップが紹介されています。
STEP1 情報を集める
机上、現場、人から情報を集めるノウハウが書かれています。
何よりも素材集めは重要ですね。
STEP2 みんなのことを知る
集まったメンバーの特徴を理解することの大切さが書かれています。
どんな得意分野があり、価値観の違いがあるのか知ることも大切です。
STEP3 信頼関係を構築する
信頼関係を築くことで、チームが醸成していく重要性が書かれています。
結束力が高まることで、実行する行動力に拍車がかかります。
STEP4 みんなで解決策を考える
話し合いの場をどう築いていくのか、ルールや環境づくりについて書かれています。
ちがいを認識して、仲間のアイデアを大切にしながら進めたいものです。
STEP5 みんなで問題解決に取り組む
クライアントや仲間に正確に情報発信する重要性について書かれています。
プロジェクトの経過も含め、PCやネットなども活用して情報発信を心がけたいものです。
「自分たちでなんとかしないといけないという思いから生まれる行動」
誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分たちで仲間を集めて課題を解決する。
これからの時代には、とても重要なことです。
この書籍は、学校の先生たちにも読んで欲しい。
学びの場をどう創るのか。
職員室のエネルギーを最大化するためにも大きなヒントになると思います。
さあ、コミュニティデザインを始めよう!
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