【蹴球親楽】第48回:「大人の想像を遙かに超える」子育てと教育の楽しさ

飛び越されるのが子育ての醍醐味 スポーツ

「飛び越される」子育ての醍醐味

雨がパラパラと降る月曜日。

台風の動きも気になる週明けとなりました。

4時起きでサッカーボーイズ3号を羽田空港へ送る。

早朝ということもあり1時間ほどで到着。

すっかり慣れた様子でチェックインして手荷物を預ける190cm。

コンビニで朝ご飯を調達してノンビリした後、同県内出身の先輩と合流。

手を振りながら出発ゲートへ吸い込まれていきました。

彼の見ている世界は親の想像を遙かに超えている。

全く知らない世界へ飛び込む「アウェイを楽しむ」気質は2人の兄譲りでもある。

仮面ライダーでいえば3号なので最強かもしれない。

よく育ったなと思うのですが、ボク自身は最悪の父だった時代があります。

完全に黒歴史であり未熟でした(汗)

1号は長男ゆえに教えすぎてしまった時期があります。

「教えないといけない」って思っていたかな…

2号も同じように小学校5年まで同じ状況でした。

兄と同じようにしてしまったな…

そんなある時、先輩指導者にこう言われます。

「あのな!子どもたちの未来はお前のためにあるんじゃないんだよ」

ボクはマインドセットを変えることに…

「そうだった!彼らには彼らにしか見えない世界があるし、そもそも彼らの人生だよね」

少しずつ手綱を緩めていったのが3号の成長期と合致したのだと思います。

「やるならとことんやれよ!」

ってことだけは譲れませんでしたけれども…

そんな子育てから学んだことは、

「あれこれ言わない方が親の想像を遙かに超える」

ということ。

これ、教室も同じなんです。

「教えすぎると教えたことしかやらない子どもたちしかいなくなる」

一人ひとりの物語を大切にすること。

そして…

「教えることを手放すと大人の想像を遙かに超える」

それも軽々とね。

子育てと教育の楽しさを忘れないようにしたいと思います。

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