昨夏、つくばで目にしてページを開くも購入せずに来た本。
なかなか面白くて気になっていたので、その後も立ち読みしていました。
今になって、じっくり読みたくなったので購入…
モノもそうですが、本当に必要なことは何なのか。
シンプルに物事を考えることの大切さが実感できる書籍です。
モノ=自分になっていないか?
ボクらが子どもの頃といえば、高度経済成長期の真っ只中。
モノを帰ることが、大きな喜びでした。
そのうち、家の中もモノに占領されていくようになります。
実家の私の部屋もテレビやオーディオセットなどが置かれるようになりました。
こざっぱりとした畳の部屋なのにゴチャゴチャと…
モノを持っていることで安心したりする。
友だちがウォークマンを買えば、自分も小遣いを貯めて買う。
筆者のいう「モノ=自分」になっていたのかもしれません。
人間関係も同様で、どこかの組織にいることがステータスとなってしまう。
所属組織=自分
みたいな錯覚を起こしてしまう。
本当はそうじゃないのに…
○○へ所属している自分が大切なのではなくて、○○できる自分こそ重要ですよね。
モノを捨てることとダイエットは似ている
CMに踊らされて商品を購入すれば、どんどんモノは増えるだけです。
ボクの周りにも、まだまだモノがあります。
もう一度、ゼロベースで捉え直すことが必要だと思っています。
生きるために本当に必要なのか。
これは、ダイエットにも言えること。
ジャンクフードを口にする罠は、無数に存在しています。
甘い誘惑に乗らないためにも情報を遮断することも必要です。
生きるために…
できる限り身体を動かす。
ちゃんとした食事を摂る。
結果、無駄なぜい肉とはおさらばできます。
こんなに余計なものばかり食べていたんだとか…
よーく分かるのです。
モノを捨てることも本質は同じかと思います。
今、ここ、自分に集中するために
モノが少ないと時間が生まれます。
探す手間が省けるので、時間短縮につながって仕事でも効率が上がる。
職場のデスクもキレイに保つことで、仕事は格段にスピードアップ。
余計なノイズもないので、「今」「ここ」「自分」に集中できるのです。
ということで…
常に整理整頓を心がけています。
そんな姿は、周りにも伝染していくので職場全体もスピードが上がります。
これはこれで嬉しい副作用。
やってみる価値は大いにあります。
かけがえの時間、人生を楽しむためにも有益な一冊です。
Good Luck.[amazonjs asin=”4847093461″ locale=”JP” title=”ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ -“]