1学期も一気に終盤にさしかかってきました。
成績のまとめをする時期でもありますが、そんなことより…
夏休み前の何とも危うい子どもたちの姿を見守る大切な時期です。
お互いに遠慮しがちな4月…
少しずつ自分を出してくる5月…
誰が何をするのかも分かってくる6月を経て…
7月は個人と個人が激しくぶつかる時期に突入しています。
子どもたちが企画した七夕パーティでも、子どもたちの意見と意見がぶつります。
さてさて私はというと…
「誰がどんなことを言っているのかな?」
「どんなポジションで、個々が参加しているのかな?」
なんて考えながら眺めているだけです。
口を挟みたくなりますがグッとこらえます。
もちろん、予定時間が過ぎても笑ってスルーです。
ひとしきり終わったら…
「事実だけ話すね。」
と前置きしてから、実際に起こっていた現象について話します。
「どういう姿が理想的だったのかなあ?」
なんて問いかけをした後に
「自分ができることって何か考えてみよう。」
とサラリと話して
「また次回にチャレンジしてみよう。」
という具合に終わります。
どんな場面でも同じです。
「事実を知る→理想の姿をイメージする→手立てを確認する→行動する」
ひたすら繰り返すことで思考モデルができあがります。
たくさん話ができる文化は、正直ハラハラさせられます。
ハッキリ言ってグチャグチャな対話です。
でも…
圧倒的な対話量から生まれるコミュニケーションは本物です。
残りわずかな1学期…
どんな物語が展開されるのか楽しみです。
今週もお疲れ様でした。