中秋の名月、皆さんは見ることができましたか。
さて、前回は「発見力」を高める方法について書きました。
今日は「見つけるって楽しい」が生み出すものについてのお話。
見つけることが楽しくなると、もっともっと学びたくなっちゃうんです。
ただただ散歩しているだけで、面白い光景に出会うことができます。
山道を歩いてたら紫色に光る実を見つけました。
「あれ?これってあの白い花だよね」
「まさか、こんな実をつけるとは思ってもいなかった」
「これ最後はどうなるのかなあ」
なんてことを考えます。
見つけた植物のことをもっと知りたくなります。
まるで子どもみたいですよね。
小さな子どもたちは好奇心に満ちあふれています。
子どもたちは放っておいても、いろんなものを見つけてきちゃう。
海や川、森、原っぱなど自然の中だったなおさらです。
「こんなの見つけた!見て見て!」
「うわ!なんだかすげぇ!」
「おー!マジかー!」
発見そのものを楽しめちゃうんですね。
子どもたちには身の回りにあるものは全てワンダーランド。
そのうち名前などにも興味をもって図鑑で調べ始めます。
ところが、大人は待てないんです。
「これはねー○○だよ」
ってすぐに教えたくなっちゃう。
ボクも散々やらかしてきました。
いつの頃だったか…
好奇心を育むなんて意識は本来はいらないのだということを教わりました。
大人が子どもたちの好奇心を阻害しているだけなのだと…
世の中には知的玩具もあふれている。
プレイパークなどもあちらこちらにありますが…
ちょっと大人が用意しすぎだと思ったりしませんか。
子どもたち自身で見つける楽しみを知ってしまえば学びのスイッチオン!
「学ぶ」という言葉さえ不要かもしれませんね。
「遊ぶ」ように「学ぶ」かな。
「遊ぶ」と「学ぶ」の境界線なんてないのが理想ですね。