「さようなら!」
元気に挨拶して手を叩いてから下校する子どもたち。
すぐに帰るかと思いきや続編があるのです。
ここからが楽しい時間…
ボクは毎日のように黒板メッセージを眺めることになります。
今日は調理実習の準備で家庭科室で解散だったので、下校後に教室へ。
すると素敵なメッセージがありました。
「未来が見えないのは暗いからじゃない。まぶしいからだ。」
どうやら受験生にも有名な言葉らしいのですが、なかなかのもんだったのでパシャリ。
発想の転換というか、なんというか…
たしかにそうだよね。
誰の言葉なのか調べてみましたが作者不詳のようです。
勉強をしていると、大学、将来に想いを馳せても自分をイメージできずに立ちすくんでしまうことがある。
でもそれは、はたして君の未来が暗いからなのか。
いや、違う。
実は、今からできることが多すぎて、あまりに将来への選択肢が多すぎるから逆に未来のことがわからなくなっているのだ。
大学生活も将来のビジョンも、君のこれからの人生は非常に長く、自分自身でさまざまな選択をして生きていくのだ。
そう考えれば、将来は暗くなんてなく、むしろ輝きに満ちているからこそ想像ができないのだとお分かりいただけるのではないだろうか。
君の未来は非常に明るい。
あまりに眩しいから目が眩んでしまっている。
そう考えを転換するだけで、前向きな気持ちになれるのではなかろうか。
未来が想像つかないのは仕方がない。
まだ君は10代なかばだからだ。
しかしそんな時はこの名言を思い出し、今自分にできることを、考えられる範囲でいいから思案してはいかがだろうか。
明るい未来を信じれば、それがいかに漠然としていても目先のことを頑張れる活力になっていくだろう。
なるほどな。
言葉って不思議…
少し疲れ気味の担任を元気にしてくれる子どもたちって天才ですね。
Good Luck.