朝刊の紙面を開いて感嘆した全面広告です。
孫とつながるひみつ道具。
これはやられたな。
「小学一年生」なんて昭和世代のボクらにはたまらない。
付録がついていて、ちょっと勉強もできる。
そういえば…
学研の「科学」と「学習」なんてのもあって、発売日を心待ちにしていたこともあります。
おっと、「小学一年生」は小学館でしたね。
年間定期購読をする。
すると、おじいちゃん、おばあちゃんに孫から感謝の電話が入る。
そんな感じの触れ込みで、思わず笑ってしまいました。
ターゲット層は、70代で比較的経済的に余裕がある人たちでしょうか。
新聞も毎日、きちんと読んでいる。
そして、来春に新入学を迎える孫にランドセルの購入を目論んでいる。
高度経済成長期に企業戦士として給与も右肩上がりになっていった人たち。
子育て当事者の親世代は給与も上がらず、少し苦戦している。
そんな中で余裕のある祖父母たちが孫にお金をかける。
そんな構図なのでしょう。
面白いのは、新聞広告は祖父母向けなのにネット上はごく普通のものだということ。
「ドラえもん鉛筆削り」プレゼント! 『小学一年生』年間定期購読キャンペーン
上手な使い方するなあ。
たしかに、新聞広告のターゲット層である人たちはネットより新聞でしょうから。
これ、Benesseとかもやってるのだろうか。
必要な人たちに適切にリーチできる戦略って大切ですよね。
「新聞を見て申し込みました。」
でもう一つ特典がつくキャンペーンにしたらいいのに(笑)
更に予約が増える気がしますが…
時代を映す広告に、ちょっとした学びがありました。
ボクも孫にお金をかけるじいちゃんになるのだろうか。(笑)
Good Luck.