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ベンチのある教室の個々面談

個々面談のポジション

個々面談のポジション

先週から個々面談を実施しています。

個々面談というと保護者と正対して着席するのが一般的かもしれません。

ボクの教室では、こんな感じのレイアウトでやっています。

5年前からはサークルベンチ。

長いこと保護者と正対してお話をするスタイルで実施してきた個々面談…

子どもたちの現状を上手に伝えることができないことがありました。

子どもたちのポジティブな側面を上手に伝えきれずに終わってしまう。

正対して話していた頃は、担任と保護者の間に子どもたちを挟んでいたような感じ…

「こっちは、こんなふうにやっていて子どもたちはこうなっています。」

「結果、今はこんな状況なので、ここを改善していきたいので協力してください。」

と一方的です。

正直いって家庭との連携ということを良く理解していませんでした。

結果だけを淡々と伝えることで、中にはガッカリさせて教室をあとにする保護者も…

なんとも歯がゆい個々面談でした。

翌日の子どもたちは、どことなく緊張した感じで登場します。

「あー怒られちゃったのかなあ。」

って考えると、とてもイヤなものでした。

もっと子育ての悩みにも寄り添いたいし、子どもたちのモチベーションを上げたいのに。

本来、保護者の皆さんは、子どもたちの成長を促すための仲間です。

サッカーでいえば、チームとサポーター、クラブ関係者が一体となってシーズンを共に戦う。

そこで、考えて取り入れてみたのが90度で座る方法です。

お互いの距離感が縮まるし、ほぼ同じアングルで課題解決に向けた話ができると考えました。

ヒントは居酒屋のカウンターにありました。

真横に座る座席もありますが、カウンターの角を挟んで座ると話しやすいのです。

保護者と対話するにはもってこいのポジションかなと…

このスタイルにしてから一体感が生まれてきました。

グンと話しやすくなるのでおしゃべり感覚で進みます。

子どもたちの姿をベースに、理想の姿を共有、打ち手を具体的に考える。

「家庭では、こんな感じでどうでしょう?」

「そうですね!やってみます!」

「じゃあ、ボクはこんな感じでサポートしてみますね。」

「これからもよろしくお願いします。」

なんて感じで終わります。

時間に限りはありますが、多くのことがクリアになります。

今日も対話をしながら多くのことを共有することができました。

明日は最終日、楽しく対話をしながら進められますように。

子どもたちにとっても保護者の皆さんにとっても良き面談になれば幸いです。

Good Luck.

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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