お彼岸が近づく季節です。
我が家のルーツである新潟県中魚沼郡津南町、福島県会津若松市では稲刈りの季節です。
ところが、神奈川県では10月中旬というのが一般的で地域によって違うことが分かります。
田植えや稲刈りの時期が違うことが分かったのは、小学校に勤務してからです。
地域によって、ずいぶんと違うものです。
さて、標高700メートルを超える長野県南佐久郡佐久穂町。
大日向は800メートルを超え、旧佐久東小学校は895メートルの地点にあります。
この辺りはどうなのかと気にしていましたが、ポツリポツリと稲刈りが始まっています。
ここ数日、電線に鳥たちが大量に止まっているので何をしてんのかと思ったら…
一斉に田んぼに下りていくではありませんか。
リアルな案山子も立っているんですが、効果は薄いのかもと心配になります。
昼間に四ツ谷にあるドーナッツ屋さんで聞いた話があります。
「頼まれている田んぼが複数あってさ、天候を見ながらやるから大変なんだよ。」
「みんな、俺の所から頼むって言うし(笑)」
そういえば、津南でも会津でも同じような状況だったなあと思い出します。
ちなみに私の親戚は、まだ頼まれるほどに若い(70代なのに)
今に始まったことではありませんが、田んぼを維持するのも大変です。
これ、どうにかならないのかなあ。
日本人にとって「米」ってやっぱり大切ですからね。
「新米の季節」ということは、日本酒の仕込みも刻々と近づいている。
寒くなるのは不安もありますが、いろんな意味で楽しみです。
しっかりと季節の移ろいを味わいたいと思います。