冬らしい天気となった上越地方で朝を迎えました。
道路脇の雪壁を見ながら新井南小学校へ。
学期に一度の訪問最終日。
今日も相変わらず元気な子どもたちの姿がありました。
「くわさん、おうちごっこするから休み時間に来てね」
なぜかパパ役をやらされて、あちらこちらへ。
「くわさん、遊びに行くから1時にここに来るんだよ」
昼休みは3年生が企画しているお祭りへ。
輪投げ、ボウリング、クイズ、ジェスチャーゲーム、魚つり。
子どもたちのアイデアが生かされた遊びの空間で楽しませてもらいました。
小さな子どもたちって本当にまっすぐですね。
「遊びたいから遊ぶ」
「やってみたいからやってみる」
本当にシンプルでいいなって思います。
まあ、そこで衝突が起きることもあるのですが。
そんな子どもたちも大きくなるにつれて窮屈になります。
大人の顔色をうかがいながら生きるようになることもある。
「あの子って良い子だよねえ」
一見、何にもない子どもでも大人の圧力がかかっているかもしれません。
「こうすると怒られるからやめておこう」
「こうすると笑われるからやめておこう」
「こうすると変に思われるかもしれないからやめておこう」
いろんなことを考えてしまいますよね。
目の前の課題に一生懸命に向かう子どもがいます。
ちょっと気をつけたいのは、そこには無理がないかということ。
心から学ぶことを楽しんでいるでしょうか。
ひょっとすると何かしらの圧力を受け取っているのかもしれません。
「圧がない」
良い意味で先生たちや周りから圧がかかっていないことが大切。
新井南小学校の教室には何ともゆったりとした空気が流れています。
子どもたちが伸び伸びと学んでいるし、楽しそうに遊んでいる。
驚いたのは放課後の研修時間も圧が少ないこと。
指導主事まで巻き込んで笑いも出るほど。
ゆったりとした学校には「圧」がない。
今回も多くの学びをいただきました。
感謝。