昨夜の雨の影響なのか茂来山には幻想的な雲がかかる朝でした。
昨日よりは暖かいけれど秋らしい一日。
上学年の子どもたちは、ワールドピースゲームの2日目。
ファシリテーターから23の解決すべき課題を提示されてのスタートです。
何だか世界で本当に起こっているような仮想世界。
ちょっと読解力が求められるような内容です。
小学生には難しいであろう文章を必死に理解してゲームへ突入。
参加者は、仮想の4カ国の内閣と国際機関のリーダーなどの役割を持ち、様々な交渉を試み、決断を下し、 複雑に絡み合う自らの国と世界の課題解決を目指します。
このゲームに「勝つ」ためには、全ての問題を解決すること、また、全ての国の資産がスタート時より増えていること、この二つの条件をクリアしなければなりません。
果たして二つの条件をクリアできるのでしょうか。
「全ての問題を解決すること」「全ての国の資産がスタート時より増えていること」
これは、全ての人たちがハッピーになることを目ざしているわけで…
とても難しい問題なのではないかと考えてしまうのです。
各層 は、宇宙、空、陸と海面、海底を表し、仮想世界の現状が表現さており、参加者はその存在感に圧倒されると同時に、目の前で展開される世界の状況や変化を、自分たちが作り出しているんだという実感に、一気にゲームに引き込まれていきます。
置いてあるもの一つひとつに意味があって、大切な国家資産でもあります。
自国の課題解決をめざすだけでなく、全ての国が幸せにならなければいけない。
とてつもなく難しい課題に直面しています。
それでも、子どもたちはあれこれと対話しながらゲームを進めていくのです。
「よくできるなあ。上手に課題解決ができるといいよなあ。」
そんなことを考えながらいたのでした。
明日はどうなるのだろうか。
楽しみです。