一人一台の端末が導入された学校現場。
「子どもたちはどのように使っているのか」
興味をもって教室を眺めると、ビックリするほど簡単に使いこなす子どもたちの姿が。
小学校3年国語「すがたをかえる大豆」
「大豆」は私たちが毎日のように食べている食材。
「納豆」「豆腐」「きなこ」など9種類が例にあがる説明文を読んでいく。
文章の構成「はじめ」「なか」「まとめ」をとらえることも大切な学び。
最後は「米」「麦」「トウモロコシ」などの食材を自ら選んで作文へ。
総合的な学習の時間や社会・理科などのレポートにも発展する大切な学びです。
以前だと図書室へ行って関連書籍のページをめくっていましたね。
冊数が足りないので奪い合いになることもあるし、同じ本しかないってこともある。
そんな課題を簡単に解消してしまうのがタブレット端末。
子どもたちは目的の食材を検索してサッと見つけていく。
自ら選ぶことが簡単だからなのか、学びにグッと入り込んでいる感じがします。
「あー!見つからないなあ」
以前だと、そう言いながらだんだんとやる気がなくなっていた子も。
でも、そんな姿は皆無です。
もちろん、タブレット端末の活用には注意点もある。
本をじっくり読むことも大切だってこともあります。
でも、確実に学びに向かう姿勢は変わっているんだと実感できます。
教科書とノートだけの学びとは明らかに違う。
全国各地の学校で多くの実践が積み上がっているのだと思います。
そんな実践を共有できたら嬉しいですね。