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廃校問題と教職員の定年延長

梅雨寒となった火曜日。

子どもたちはSDG’sで水の問題について学んでいます。

田んぼに囲まれた自然豊かな地域にある学校です。

特に鎌倉時代から先人たちの努力に支えられて発展してきた町。

高度経済成長期には町から市へと変貌を遂げて人口も右肩上がり。

旧村にあった学校から分離新設された小中学校も多数ある。

県内でも増加が激しいと言われたのは30年から40年ほど前の話です。

今やこの地域でも少子高齢化によって児童生徒数は減少の一途。

もう何年も前から過疎が進む地域では廃校となる学校が増加中です。

廃校問題がなくなるなんてことはあり得ない状況です。

長年にわたり縁のある地域で目の当たりにしてきた廃校。

その波はここ丹沢・大山の麓にも近づいてきています。

まだ大丈夫だろうとあぐらをかいている暇はなさそうです。

今から準備しないと、数年後には市町の存続にも関わる大問題に発展するでしょう。

地方では学校跡地を社会教育施設や宿泊施設などに転用した例もありますが…

これだって肝心の若い世代が入ってこなれこれば維持することは難しいのです。

とはいえ…

廃校を再生することで町が活性化した例は各地にあります。

準備から開校後まで関わらせていただいた大日向小学校がある長野県南佐久郡佐久穂町。

こちらもその一例として注目されています。

町の皆さんと学校関係者が共に行動し続けている結果です。

途中降板となってしまいましたが、ずっと遠くから見守りたいと思っています。

さて…

今日は教職員の定年が65歳まで延びることが話題にもなりました。

既にベテランほど頭打ちになっている給与は60歳になると3割減で65歳まで。

終身雇用と言うこと自体が昭和だという意見もありますが…

さすがにこれはいかがなものかとも思います。

というよりも65歳まで教員として子どもたちと過ごすこと自体が疑問です。

小学校の担任が60歳というのは子どもたちにとって良いことか…

年齢じゃないよって言われるかもしれませんが、あんまり良いとは思えないのです。

そういうボク自身も55歳ですから何とも言えませんけれど。

一方で若手教員の育成にも力を入れなければいけません。

教員採用試験の倍率は下がる一方で危機的状況とも言われています。

廃校はこれからも増えるけれど教職員の定年は延長される。

少子化の中で、ちょっとしたミステリーでしかありません。

小学校の場合、若手の教員とベテラン2人体制にするといいかもしれません。

あれこれと考え続けたい問題です。

それにしても寒い火曜日。

皆さん、風邪などひきませんように。

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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